修士課程分野横断セミナー「生態学研究における統計解析 with R」を開催します
日時:2020年1月15日(水)9時から最長17時まで(11-12時に昼食)(途中入退室可能)
会場:環境科学院C棟2階、C204-2室
趣旨:修士課程の大学院生による研究発表を分野横断型で実施することによって、生態学研究における統計解析の活用法を学ぶことを目的とします。
セミナーの進め方:
1.演者:生態学研究としての発表、質疑応答
2.演者:統計解析用データの配布と、Rで、どのように解析したかの説明
3.参加者全員:Rを使ってデータ解析を再現。他の解析手法についても検討
(1−3全体で、発表者ごとの持ち時間は最大2時間です)。
セミナーへの参加:本セミナーは公開セミナーなので、参加は自由です。修士課程以外の大学院生、学生、教員の皆さんも、ぜひ参加してください。ただし、参加者全員がPCを持参してくること、そしてRの利用経験がある、あるいは利用する意思があることを前提としています。
セミナーでは一般化線形モデル (GLM), 一般化線形混合モデル (GLMM), モデル選択、構造方程式モデル (SEM) を実演、実習しますので、Rのパッケージ(glmmML, lme4, lmerTest, MuMIn, lavaan)をインストールしておいてください。
タイムテーブル
セミナーの趣旨説明(9:00-9:05)
山田寛之(M2:水産科学院):アマゴの堰堤上流個体群における流下回避形態の適応進化(9:05-11:00)
長谷川稜太(M1:環境科学院):寄生性カイアシ類の水系内分布と宿主への影響(12:00-14:00)
富田幹次(D1:環境科学院):地面を掘り返してセミの幼虫を食べるヒグマの研究(14:00-16:00)
セミナーの進め方の検討会、今後の予定(16:00-17:00)
参加方法
対象学生・エントリー:所属、学年を問いません。本学修士課程在学者はもちろんのこと、学部学生、博士課程大学院生、PD、教員も参加可能です。
参加方法:wadas◎fish.hokudai.ac.jp(「◎」を「@」に変更)に事前連絡いただくか、当日参加でもOKです。ただし、事前にRのパッケージをダウンロードしてきていただいたほうが楽しめると思います。
主催者:和田 哲(水産科学研究院、数理データサイエンス教育研究センター(兼務))、 小泉逸郎(環境科学院)